【池袋事故】飯塚幸三氏が未だに逮捕されないのはなぜ?読売新聞が説明記事も弁明と批判殺到

近年高齢ドライバーによる悲惨な事故が多発しています。

つい先月池袋で起きた事故も記憶に新しいのではないでしょうか?

暴走車が8人の負傷者と2人の尊い命を奪いました。

あまりに凄惨な事故なだけに、免許の事前返納や適正検査などなんとか対策はなかったのか悔やまれるところです。

しかし実はこの事故、不可解な点が話題になりました。

 

それは運転手の飯塚幸三氏が逮捕されないどころか、どの報道機関でも容疑者扱いすらされないのです。

今現在もなお書類送検されていないのですが、いったいなぜなのでしょうか?

扱いが違うのは経歴が関係

話題となっている飯塚幸三氏の経歴はこちらです。

経歴

 

  • 1953年東京大学を卒業し通産省(現在の経済産業省)に入省。
  • 工学技術院中央計量検定所(現在の産業技術総合研究所計測標準総合センター)に入所。
  • 1986年、工業技術院院長に就任。
  • 日本計量振興協会会長。
  • 株式会社クボタ常務取締役。
  • 2015年には瑞宝章(瑞宝重光章)を叙勲。

改めて見るとかなり優秀な人物だったことが伺えます。

事故後、飯塚幸三氏は病院へ入院しました。

警察は体調の回復を待って任意で事情聴取をすると発表していましたが、ついに退院しても逮捕されることはありませんでした。

加えて、未だに報道機関で「容疑者」と使われることもありません。

ニュースで報道するような事故は被害者がいる場合「容疑者」となるのが一般的ですのでここで違和感を感じた方が多かったようです。

確かに見方によってはネットで言われているように、「忖度」や「上級国民」ともとれてしまいますよね。

報道機関が「容疑者」とつけない真相はなぜなのでしょうか?

読売新聞が「容疑者」問題に説明記事

「なぜ容疑者ではないのですか?」

こういった疑問が数多く上がったということで、読売新聞が回答する形で記事を公表しました。

なぜ「飯塚幸三容疑者」ではないのか?

最も多かったのはこうしたご質問でした。「2人も殺しているのだから容疑者ではないか」「(加害者が)入院して逮捕されていないからといって、この人がやったことに間違いないではないか」。このような内容です。

ちょっと回り道をしますが、読売新聞に「容疑者」が登場したのは30年前です。それまでは逮捕された人(法律用語では被疑者といいます)は呼び捨て、刑事裁判中の人には「被告」を付けていました。

1989年12月1日の読売新聞は<呼び捨てをやめます>と宣言し、容疑者を使い始めました。<刑事裁判の被告人に「被告」を付けながら、捜査中の被疑者を呼び捨てにすることには矛盾もある>。つまり、容疑者の使用は、(1)「逮捕された人=犯罪者」という印象を与えるのを防いで人権を尊重すること、(2)加害者の刑事手続き上の立場をはっきりさせること、を出発点としました。

辞書では、容疑者は「犯罪の容疑を持たれている人」(広辞苑)と広く定義しています。ただ、新聞が容疑者と呼ぶのは、原則として、逮捕や指名手配、書類送検をされる等、刑事責任を問われた人の法的な立場をはっきりさせる目的があります。そして、容疑者と名指しするからには、容疑の内容をきちんと読者に提示する責任が生じます。

今回の事故でいえば、元院長が事故を起こしたのは事実でしょう。でも、逮捕や書類送検はされていません。事故後、元院長は入院したため警察はきちんと説明を聞くこともできなかったようです。

つまり、「容疑者」の法的立場にはまだないこと、本人の正式な弁解もなく容疑の内容をきちんと提示できるには至っていないこと、これらが容疑者を使用しない理由でした。

では、なぜ「元院長」という肩書呼称にしたのか?

こちらも多かったご指摘です。「加害者を擁護する記事だ」「肩書で罪が軽くなるのか」……。SNSで「元官僚という『上級国民』だから逮捕されない」という誤った言説が拡散されたからか、国家権力への不信によるものかはわかりませんが、思わぬ反響だったので驚きました。加害者をひいきする心づもりは一切なかったからです。

「容疑者」を使わない場合、事故によっては「飯塚さん」という敬称を用いることはあり得ます。ただ、横断歩道を渡っていた母子を含む12人が死傷した事故で、加害者に敬称を付けるのは心理的な抵抗があります。敬意を表す「飯塚氏」も同様です。

そして、元院長は、過去のこととはいえ、元通産省幹部という社会的立場の重い公職に就いていた人物です。

他紙を見ます。最初は「飯塚さん」と表記した朝日新聞、毎日新聞、東京新聞と、「男性」「男」と匿名だった日本経済新聞、産経新聞は、すべて「元院長」に切り替えました。

読売新聞社会部は、呼称が変化した理由を5紙に取材しました。朝日、毎日、東京とも、飯塚元院長の過去の職歴を確認できた時点で「さん」から肩書に切り替えたとの回答がありました(日経、産経は「総合判断した」との回答にとどまりました)。

呼称は報道機関が独自に判断します。それでも、加害者に敬称を使うのは避けたかったという意思がくみ取れます。

事件事故の報道では、加害者の年齢や肩書、被害者との関係、被害の大きさと捜査状況等によって呼称は変わります。正答を必ず導ける便利な計算式はありません。仮に、池袋の事故の加害者が要職に就いた経歴がなければ、「さん」を付けるかどうか悩んでいたでしょう。少年だったり、通常の判断ができない精神状態だったりすれば、匿名を選択することになります。

そして、この悩ましい選択は社会に伴って変化します。ご意見をいただいて気になったのは、「容疑者=犯罪者」という感覚の広がりです。犯罪者の印象を避けるために使い始めた「容疑者」が、30年たって犯罪者の代名詞のようになってしまっているとすれば皮肉です。

呼称や敬称の使い方にとどまりません。社会的制裁の手段にならない報道と責任ある報道をどう実現するか。報道に携わる人が悩み続けるべき問題だと考えます。

出典:読売新聞

 

弁明記事ともとれてしまう記事にネットでは厳しい意見も数多く見られました。

ネットの声

上級国民様は事故から22日が過ぎた未だに逮捕も書類送検もされていないし、調書も取られてないんじゃないか。
そんなに大怪我なのかな。
大津の事故などほかの事故は全て逮捕されているのにこんなに長期の入院が必要ってことはかなりの大事故だったってことですよね。
完全に容疑者じゃないですかね。

 

言い訳にしか聞こえない
忖度したんでしょ?

先日の保育園の記者会見でもそうだけど、立場の弱い人達には徹底的に強気で迫り、地位や権力のある相手のは弱腰で、都合の悪い事はスルー

日本のマスメディアが全国民から見放される日も近い

 

加害者の飯塚幸三でいいと思う。元院長なんてマスコミが飯塚幸三に気を使っているように思うな。

 

滋賀は車対車による衝突の後に制御不能となって事故が拡大の上死者が発生したと思料されるのにも関わらず逮捕されたのに、池袋は完全単独暴走事故で死者が発生しても逮捕されず……逮捕に懲罰的意味合いは全く無いとしても、大部分の国民が「差別的対応」と感じるのは当然だろうね。

 

報道の平等を望みます。
犯罪を犯した人が誰であり、いや素晴らしい経歴の方々こそ、犯罪を犯した場合は、厳しく対処すべきです。

 

まとめ

  • 池袋暴走事故の運転手は未だに逮捕されず
  • 飯塚幸三氏の報道に疑問を持つ声が多数
  • 読売新聞が説明記事も弁明と批判殺到

 

ニュースを見ている一般国民からするとあまりに不可解な事件でした。

果たして飯塚幸三氏が逮捕されないのは、本当に「上級国民」だからなのでしょうか?

被害者の方やご遺族の方のためにも、一刻も早く真実が公表されることを願っています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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